残業代未払い800万円を支払わせる
未払い残業が横行していた栃木県の運送会社で働く労働者が、埼玉土建熊谷支部の知り合いを頼って労働相談に来てSUに加入、埼労連労働相談員2人は栃木県まで出かけ団体交渉を持続的に行いました。会社側は相談員2人のイスは用意しましたが、当該組合員の席は設けず、仲間たちは作業服のまま床に座り込んで団体交渉に臨みました。数度の交渉の結果、残業代未払いを会社に認めさせ、8人で約800万円を会社に支払わせました。
解雇一時金を支払わせる
越谷にある洋服の荷札などをつくる工場に正社員で勤めていたAさんが、相談にきました。会社は工場の仕事を中国に移すため、派遣労働者を解雇し、次に正社員であるAさんたちを解雇しました。さっそくSUに加入して、団体交渉を実施しました。2回の交渉で会社側は解雇の不当性を認め、本人と協議した結果、解雇された月の給料のほかに、1年分の賃金210万円ほどを支払わせて解決しました。