埼玉県中央メーデー実行委員会が5月1日、教育会館2階ホールで第91回埼玉県中央メーデーを開催しました。
今回のメーデーは、コロナウイルス感染拡大を防止するため、これまでの歴史と伝統である北浦和公園での開催を見送り、教育会館を借りて、各組織の代表参加という形で行いました。また、コロナウイルス対策への要求を前面に押し出し、「コロナ対策の自粛は補償と一体に! 医療・検査態勢強化、国民のいのちと暮らしを守れ」をスローガンとして打ち出し、国や自治体にコロナウイルス対策の強化を要請する内容を中心に据えています。
主催者の伊藤実行委員長はあいさつのなかで、「今回のコロナ問題は国の国民を守る姿勢が問われている。感染拡大防止への努力を行うとともに、いのちと暮らしを守るための補償を要求していこう」と訴えました。
また、5つの団体からコロナ問題への取り組みや、行政への要望などが報告され、医療現場や自治体現場での厳しい状況が報告されました。
コロナウイルス感染拡大による労働者・国民の不安にこたえる要求を確認し、連休明けには埼玉県と労働局にも要請を行います。代表参加ということもあり全体で57人が参加、SUからは委員長と書記長が参加しています。