
埼労連は地区協議会ごとに「無期雇用転換ルール」学習会を開催しています。中南部地区協議会が7月12日(木)午後7時から埼玉教育会館103会議室で学習会を行いました。
今回は地区協議会ごとのモデル学習会として開催し、今後、地域組織ごとに開催するイメージをつかんでもらおうと計画されたものです。
まず、埼玉総合法律事務所の徳永美之理弁護士を講師に、「突然『雇い止め』と言われた!―無期転換ルールを学ぶ―」と題して講演。改正労働契約法の立法趣旨、改正内容(18条の無期転換ルール、19条の雇い止め法理の成文化など)をわかりやすく解説。参加者の質問に答えながら話を進めてくれたので、内容を深めることができました。
事例報告では、コープネットグループ労組の報告とともに、SUさいたま支部から組合員さんが参加して、無期転換を議題に団体交渉を行い、今年4月に無期雇用転換を申し入れ来年4月からの無期雇用をかちとった報告をしてくれました。参加者から、「労働組合があってこそ無期転換もしっかりかちとれる」と感想が出されていました。