埼労連サマーセミナーが6月30日(土)午前10時から、さいたま共済会館で開催、13単産46人・18地域26人、埼労連役員などを含めて83人が参加しました。
午前中の講演は「憲法をめぐる情勢の特徴と改憲阻止の展望と歴史認識の問題」をテーマに、東京慈恵会医科大学教授・小澤隆一さんを招いて学びました。安倍首相の憲法学者に対する誹謗、自衛隊を憲法9条に明記する問題、緊急事態条項、教育充実という名の教育への国家介入などについて詳しく話してくれました。
午後は2つの分科会が用意されました。1つは「政府・財界の21世紀戦略と労働組合運動」をテーマに労働総研事務局次長・藤田宏さんが講演しました。藤田さんは、バブル崩壊から財界が21世紀戦略を打ち出し、非正規労働者を増やし、労働者の賃金を低く抑える政策を遂行して、売り上げが落ち込んでも利益があがる経営体質に変えてきたと解説しました。いまの安倍「働き方」改革と同調しているのが金融重視の財界方針と紹介。労働組合運動が今こそ奮闘することが求められると解説しました。
第2分科会は「市民と野党の共闘の新しい時代に求められる労働組合運動」。埼労連顧問の柴田泰彦さんと各組合役員がパネルディスカッションをしました。
SUから委員長、執行委員など4人が参加しました。