埼玉労福協主催の「福祉フォーラム2018」が6月23日(土)午後1時30分から、さいたま市ときわ会館で開催され、連合埼玉、埼労連の組合員や全労済、労働金庫の職員など190人が参加して開催されました。埼労連内の各組合役員とともに、SUから書記長、執行委員の3人が代表参加しました。
講演は「サラリーマンは2度破産する」というタイトルで、ファイナンシャルプランナーの藤川太さんが話しました。税・社会保険料負担の増大などで手取り賃金が減少している実態、現在の家計のシミュレーションから、子どもの教育費負担が膨らむ時期と退職後にやってくる老後の資金不足で2度の破産に陥らないようアドバイスしました。具体的には、収入から将来のための貯蓄や固定費をさしひいた「やりくり費」で生活すること、それでも苦しいときは固定費の削減も検討して、教育費増大や老後資金に備えようと話しました。
SU組合員にとって大事な話でした。働く環境とともに生活をまるごと相談できるSUになるうえで、今回の生活設計の学習は重要です。埼労連の労働福祉団体である埼玉県労働者福祉共済会でも「生活応援パンフ」を学習しようと呼びかけており、SUの支部や沿線のつどいでの学習を計画しましょう。