「解雇無効」を勝ち取ったAさんは、2月から職場復帰を果たしました。
介護職場で働くなかで、施設利用者の健康管理に欠かせないデータを職員間で使えるようにと準備していました。その資料を「外部に持ち出そうとした」と「解雇」されて労働審判で争ってきました。
この「審判」は、団体交渉を3回行い、解決のめどがついたにも関わらず、使用者側が一方的に団体交渉を打ち切り、「審判」に訴えてきたものです。
この間、比企労連を中心に「守る会」を発足、チラシ配布など駅頭宣伝を7回行い市民に訴えてきました。
今回の「審判」では、職場復帰という貴重な成果を出すことができました。これも、地域労連をはじめ多くの仲間の署名や声援をいただいた結果です。2月20日に比企労連が春闘・地域総行動で集会を開き、参加した120人の前でAさんが職場復帰の報告をし、参加者からの大きな拍手につつまれました。
SUもAさんと一緒に、施設の安心・安全と働きやすい職場をめざし、引き続き頑張ります。